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住宅をデザインするということ
私たちの家づくりのコンセプトを「住宅をデザインするということ」と題し、WEBサイト内「CONCEPT」に掲載しました。
https://www.alpha-as-sasebo.com/concept
私たちが考える住宅デザインとは、単に表面を飾り立てる表層的なことではありません。
意匠性・素材・性能・空間といった住宅の本質的な部分を、限られたコストの中で高い次元で融合し、
永く愛せる、自分らしい家づくりを行うことだと考えます。
『意匠性』
私たちは、コンセプトを明確にし、シンプルなプラン・カタチをベースにご提案します。
シンプルなプラン・カタチは、無駄なコストを避けることができ、メンテナンスも容易になります。
プラン(内部空間)とカタチ(建物外観)は表裏一体です。間取りのパズルをしただけでは、豊かな空間や魅力的な外観はつくれません。
足し算と引き算、機能性とのバランス、敷地の特徴。これらを意識しながら、意匠性を検討していきます。
『素材』
私たちはまず、自然素材と人工建材のメリット・デメリットをお伝えします。
無垢材・漆喰などの自然素材=本物には、当然ばらつきがあります。施工に手間も掛かります。
タイル風の外壁材、合板のフローリング、レンガ調のビニールクロス、木目調のドア。
これらは自然素材のデメリットを避けるために生まれた、人工の建材(新建材)です。住宅会社の標準仕様となっていることが多いので、これらが「イミテーション」であると認識している方は少ないかもしれません。
新建材は新築時が一番きれいな状態で、そこから劣化していきます。しかし、自然素材は時間と共に味わいが深くなり、経年変化を楽しむことができます。
合板フローリングに触れてみたくなる人はいません。しかし、無垢フローリングにはついつい触れてみたくなる、感覚的な心地よさがあります。
自然素材と新建材のメリット・デメリットを知った上で、自分たちの家づくりに合った選択をして頂きたいと考えています。
『性能』
私たちは、気密性能C値0.5以下・断熱性能UA値0.6以下の高気密高断熱の仕様をご提案します。
「夏暑く、冬寒い家」では、永く愛せる家とは言えないでしょう。
冷暖房機器の能力にだけ頼った生活では、ランニングコストも馬鹿になりません。
住宅の性能は数値で表すことができます。
「夏涼しく、冬暖かい家」と「UA値0.6の家」。どちらが説得力あるでしょうか。
また、高気密高断熱だからこそ可能となるのが、吹抜を設けた立体的なプランや間仕切りの少ない開放的なプラン。
吹抜からの光が降り注ぐ、明るく広がり感のある空間は気持ちの良いものです。
私たちはこのコンセプトのもと、クライアントの多様なニーズ・こだわりを尊重した、世界でたった一つの家をご提案します。
